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【予算10万】音楽・DTM制作重視のメインPC紹介【各パーツレビュー】

PC

どうも、えのさきです。

今回は創作活動を重視して自作したマイPCについて紹介していきます。

組んだ際のコンセプトとして

  • 予算10万(コスパ意識)
  • 音楽・イラスト制作に耐えうるミドルスペック仕様

この辺りを考慮してパーツを選びました。

予算的に高性能な処理は難しいですが、同じコンセプトで考えている人の参考になればと思います。

※各パーツの金額は購入当時のものになります

パーツ一覧

CPU:AMD Ryzen5 2600 約20000円

 

最初はIntelCPUで組む予定でしたが、Corei5とi7が大高騰したので急遽AMDのRyzenを購入しました。

参考:価格.com [Core i5 8400 BOXの価格推移 (2018/6/1~2019/1/31)]

参考:価格.com [Core i7 8700 BOXの価格推移(2018/6/1~2019/1/31)]

Ryzen5はおおむねi5と同じかそれ以上のスペックでi5より安いのが気に入りました。

ただ、2600は単体では映像出力できないため、グラボ込みで考えると高騰時のi5より少し割高ではあります。

CPUクーラー:サイズ 虎徹 Mark II 約3000円

Ryzen付属のCPUクーラーでも良かったのですが、通販サイトのポイントが余っていたので購入しました。

Ryzen5 2600に対するクーラーとしては少しオーバースペックな気もします。

グラフィックボード:玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1050Ti 約12000円(中古)

グラボ単体で撮り忘れていたので、すでにケース内に組み込んだ後の写真です

Ryzen5 2600に内蔵グラフィックが無いこともありますが、創作活動においてグラボはあるに越したことはないので購入しました。

用途的にはそこまで高性能なグラボは必要無いため1050Tiを選択しました。たまたま安い中古品を手に入れることができたためこちらにしていますが、無ければ1050の方を購入していたと思います。

マザーボード:GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI 約15000円

CPUがRyzenのため、それに対応したマザボを購入。
(単体で撮り忘れていたので写真にはすでにメモリが刺さってます。)

部屋の都合上どうしても有線が厳しいので、WIFI機能が標準搭載されているこのマザボを選びました。
(WIFIは非対応のマザボに後付けで増設しても良かったかなと思います)

使用していませんがM.2スロットにヒートシンクが搭載されているのでNVMeでも排熱に問題無く使用できそうです。

WIFIの性能は問題なく、各スロット数も申し分ないので特に困ることはありませんでした。

メモリ:CFD DDR4 2666 8GB×2 W4U2666BMS-8G 約13000円

先ほどの写真のマザボに刺さってるものでDDR4の8GB×2枚構成です。

メモリが格安になっているのが組むきっかけにだったのですが、購入後も週を追うごとに安くなっていたので買うタイミングが少し早かったかもしれません。

容量は音楽制作においては8GBでも結構厳しいことがあるので16GBを購入しました。

ヒートシンク付きですがOCでもしない限り発熱はそれほどしないため、効果があるかはイマイチ分かりません。

SSD:Samsung 500GB 860EVO 約8000円

 

先駆けて12月のサイバーマンデーで購入しました。
当時SSDの価格がどんどん下落していってそこにセールが来たので破格でした。

OS等の大事なデータを保存する用なので、セールだったのもありますがある程度性能と耐久に保証のありそうなSamsungを選択しました。

HDD:東芝 DT01ACA300 3TB 約7000円

SSDの500GBだけだと音楽制作にはさすがに足りないので、東芝の3TB,3.5インチHDDを購入しました。

RyzenPCなのでこのHDDと専用のSSDを用意してStore MIで疑似SSDとして使用します。

DVDドライブ:ASUS DRW-24D5MT 約2000円

ごく稀にドライブを使用する機会があるのでとりあえず購入しました。

購入当初から動作不良を立て続けに起こし、動作中は静音ケースでもカバーしきれない爆音なのでかなりの厄介者です。

電源:玄人志向 KRPW-PT600W 約9000円

CPUもグラボも省電力なので600Wにしました。静音ファンを採用していることや、80PLUS Platinumがこの価格帯では珍しかったのでこれにしました。

安いモデルなので各種ケーブルが直付けになっています。無駄な配線が残ったり汚くなったりするのがやや欠点でした。

PCケース:Define R5 約11000円

空冷の静音ケースの中でもがなかなか評判がよく、シックな見た目とスペックに惹かれました。ただ死ぬほど重いです。

後続機のR6もありましたがR5が型落ちしたことで値下がりしたのと、スペックは相互互換気味で全てにおいて後続機が優れているわけでもないのでこちらを選択しました。

他のPCケースと比較は出来ませんが、ノートPCより静かだったので投資して良かったと思いました。

補足

以上、トータルで10万円です。

オーソドックスにもっと安く組むのであれば以下のように変更してみると良いと思います。

CPU: Ryzen5 2600 → Ryzen5 2400G
スペックは多少落ちますがグラボ無しでも動きます
※執筆時期に後続機(Ryzen5 3400G)がリリースされたので、価格が気にならなければこちらの方を購入した方が良いです(マザボも対応してます)
グラフィックボード: GTX1050Ti →無し
CPUにグラフィック機能があれば必要無し。ゲーム等をする人はむしろ予算の許す限り高いものを搭載した方が良いと思います
マザーボード:B450 AORUS PRO WIFI→B450 AORUS ELITE 
多少性能は異なりますが有線接続できる人はこちらの方が安価です。CPUが対応していれば他社のマザボでもOKです
PCケース:Define R5→Versa H26等
静音性を必要としなければ安くてメジャーな製品で良いと思います

他にもメモリやHDD等も用途によって十分調整できます。
ざっくり計算して2~2.5万程節約できるので、OS代の約1.5万を追加しても余裕で10万切ります。他のパーツも節約して頑張れば7~8万でも組めそうです。

感想等

全パーツを組んで起動した状態がこんなかんじです。

初めての自作で組んだ割には今も特に問題なく動作しています。

半年ほど使ってみた時点での感想としては、懸念していた音楽制作関連のソフトも難なく動きますし、自分の用途には完全にハマったPCを組めたので大満足でした。
ただ、オーケストラのような大容量の音源が半端なくメモリを消費してくるので、メモリの増設はした方がいいかなと思いました。

おわりに

メモリ増量、グラボ性能控えめ、静音ケース採用…といった音楽制作を意識したオプションはBTOでは中々難しいので、自作PCはそのような自由度が高いのが特に良いです。

自作することである程度知識が付けば換装することも容易なので、スペックにこだわりたい人は自作をおすすめします。

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