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【POD HD500X vs POD Go】新旧PODシリーズの比較や如何に【違い・レビュー】

どうも、えのさきです。

僕はギターのエフェクターやアンシミュにはLINE6のPOD HD500Xをメイン機として愛用しているのですが、先日発売したPOD Goが気になったので情報をまとめてみました。

HX StompやHelixといったHXシリーズとの比較も気になるところですが、今回は同じPODシリーズのHD500Xとの比較レビューに焦点を当てたいと思います。

POD Goについて

見た目はPOD、中身はHX

約7年振りのPODシリーズ新作となったPOD Goですが、中身はHXシリーズと同じエンジンを搭載しているようです。

PODの名を冠するのはおそらくHelixよりコンパクトでデザインや操作感がPODシリーズに近いからでしょう。

HXシリーズにはミドルクラスでオールインワンのマルチエフェクターが無かったので、そういった意味ではPODシリーズの後継機ともいえます。
(HX StompやHX Effectsはともにマルチストンプ的な役割が強いので用途が大分異なります)

Goはコンパクトな廉価版Helix

Goは構成的にHelixの機能を制限したようなモデルになっているので、コンパクトな廉価版Helixと捉えた方が良いかもしれません。

例えばGoは1プリセットに使用できるエフェクト数がアンプ等を除いて4つまでしか使用できません。

ただし単に廉価版というわけではなく、サイズ感や価格、エディットのシンプルさ等のようにHelixに勝る点は十分にあるのでマルチ初心者やシンプルなHelixが欲しい人に向いていると思います。

500X ・ Go 比較

価格

サウンドハウスでの比較で2020年5月現在にてPOD Goは¥63,800、POD HD500Xは¥54,450でした。どちらも税込みです。

価格は1万ほど違いますがHXエンジン搭載のことを考慮すれば妥当と思います。

どちらも性能を考えるとこの価格で良いのかってくらいコスパが優れている印象です。

ちなみにHelixシリーズはLTが¥140,800でFloorが¥186,780でした。Goが2,3台買えてしまう価格差を見てしまうと余計にコスパの良さが際立って見えます。

個人的には他社のハイエンドマルチであるGT-1000、GE300、G11、G-System等は7~10万ほどの価格なので、LINE6もこの辺りの価格で勝負したいという思惑があったのかと思います。

サイズ、重量

サイズ、重量の比較は以下の通りです。

POD Go : 88(H)×230(W)×359(D)mm, 2.35kg
POD HD500X : 75(H)x546(W)x261(D)mm, 4.8kg

高さや奥行は500Xより多少伸びましたが横幅と重量は圧倒的にGoの方が抑えられています。

横幅に関してはペダル一つ分小さくなっていて重量は500Xの半分にまで軽くなっています。

これはスイッチが一列分少ないことと裏面がプラスチックのような素材であることが要因と思われます。

500Xは持ち運びにかなり苦労するサイズなので頻繁にライブやスタジオに足を運ぶ人はGoが断然おススメです。

音色数

数が多いのでアンプ、キャビネット、エフェクト数のみをまとめました。

POD HD500X POD Go
アンプ 31 83
キャビネット 18 39
エフェクト 114 200以上

※20年5月現在の内容でソフトウェアのアップデート等で数は変更になる可能性があります。

各マニュアルを参考にしましたが数え間違えていたらすみません。細かい数字は置いておくにしても音色数には倍かそれ以上の差がありました。

アンプやキャビネット数の増加もさることながらディストーション(オーバードライブ)のエフェクト数が15→44と約3倍にまで増加しているので歪み系の音作りの幅はかなりの違いがあります。この差でほぼ同じ価格帯というのが恐ろしい…

音色数ではGoが圧倒しているので、あとはそれぞれの音質がどれくらい違うのかが気になるところです。

500X側の利点としてはデュアルアンプシステムやエフェクトの選択数くらいですが、前者は音作りが思いのほか難しいので後者がわりと重要になります。

エフェクトの選択数に関してはGoが4つまでに対し500Xは8つまでということで一見500Xの方が拡張性が高いように見えますが、厳密にはEQやワウ、ボリュームペダル等は選択数にカウントされないため、セッティング次第ではそこまで選択数の差に影響は無いかもしれません。

それでもエフェクトを多用する人には500Xの方に軍配が上がるので、乗り換える際はこの点に注意しましょう。

その他機能

細かく比較するとキリが無いので代表的な機能だけピックアップします。

Goで新たに追加された機能で代表的なものは

  • 4.3インチ(11cm)カラー液晶
  • スナップショット
  • IR(インパルスレスポンス)

あたりでしょうか。IRは上級者向けの機能ですがこの価格帯のマルチにも搭載しているのはちょっと驚きです。

画面も大きくなりカラー液晶となったのは持ち運びの用途とマッチしていて非常に良いです。操作感も500Xに比べてシンプルで分かりやすそうかと思います。

スナップショットはプリセット間の切り替え時のもたつきを解消してくれる機能なので、ライブ等のレスポンスの速さが重要な場面では不可欠といえます。

この切り替え時の速さは500Xの気になるデメリットだったのでこの機能は結構大きい差かもしれません。

全体の比較と感想

それぞれのPODを簡単にまとめると以下のようなかんじです。

500Xはエンジンが一世代前で最新の音色や機能は搭載されていないが、制限は少なくいじれる幅が広い。

GoはHXエンジンを搭載しコンパクトでLINE6最高クラスの音色や機能を使用できるが、サイズ感以外はHelixを制限したようなモデルとなっている。

2種のコンセプトが大分異なるので用途も違うように見えますが、同じオールインワンタイプですし各テーマで比較してみればGoの方がほとんどの面で優れていました。

ちなみにGoの登場で500Xの中古相場はさらに崩れると思うので、安価で狙える中古マルチとして500Xは新たな地位を築くような気がします。

それと少し気になるのがGoは多少機能制限があったりやUIが異なるからと言えど、流石にHelixとの価格差が2~3倍と大きすぎるので肝心の音色面で何かしらの細工があるような気もします。

おわりに

以上、新旧PODシリーズの比較でした。

調べる前は同じPODシリーズということでGoが500Xの後継機になると思っていましたが、蓋を開けてみるとコンセプトは全然違いました。

どちらかといと500Xの真の後継機はHelixだと思いますが、コンセプト違いでも同価格で500Xと大きく差を付けたGoには、7年間の時代の進歩をもろに感じさせてくれました。

大半の人はGoを選ぶと思いますが、僕としてはエフェクトを限界まで多用したい物好きなので500Xをもうしばらく使い倒そうと思う所存です。

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