どうも、えのさきです。
今回は創作活動との相性が良すぎる左手デバイス TARTARUS PROを購入しました。
RAZER TARTARUS PRO
TARTARUS PROはゲーミングマウス等で有名なRAZERからリリースされている左手デバイスです。
左手デバイスの市場は名の知れぬ中国メーカーが大半なので、有名メーカーからリリースされているだけでも信頼感があります。
その分高級キーボードに肩を並べる価格ですが、キーボードには無いコンパクトさや価格相応の機能性を兼ね備えています。
廉価版としてTARTARUS V2があり大きな違いとしてはキーの作りくらいなので、価格を取るか耐久性・打感を取るかで考えて後者を選びました。
ホイール機能が優秀
特にこの左手デバイスが支持を得ている理由として、ホイール機能の存在が影響していると思います。
肝心のゲーム面ではあまり評判は良くありませんが、創作面では無くてはならないほど優秀な機能になります。
特にイラストではペンを持つ関係でマウスが使えないため、左手でホイール操作出来るというのがかなり重要になります。
使用感
サイズ・操作性
キーが20個も搭載されいてることもあり、普段使用しているマウス(logicool G304)と比較してみると一回りも大きいサイズ感。
手をのせてみると分かりますが、よほど手先が長くないと全体のキーには届かないです。
また上2段のキーはブラインドだとキーの把握が混乱しやすいため、ある程度の慣れやテクニックが必要です。
使用出来るキーが多い分複雑ですが、機能面は非常に優秀なのでそちらについて見ていきます。
ソフトウェアによるキー設定
Razer Centralというソフトによって設定したキーやコマンドをプリセットとして保存したりソフト毎に切り替えたりできます。
基本的にどんなキーでも設定できる他、マクロ機能も使用出来るので思ったより自由度が高いです。
マクロ機能とまではいかずとも「 Z + Ctrl 」のようなショートカットキーも一つのキー操作で行えるのが、キーボードにはない強みになります。
イラスト制作への導入
イラスト制作で左手デバイスを使用するのはわりとメジャーな手法ですが、Tartarusにはホイール機能が搭載されいてることでかなり相性が良いです。
特にペン先やキャンパスサイズの変更をホイールに登録すれば、直感的に素早く変更可能で作業効率の面でかなり優位に働きます。
加えて、ブラシやバケツなど各ツールの変更を頻繁に行うため、ペンを動かす手間が省けかなりの時短になりました。
また、キーボードだと各ツールの場所を把握するのが難しいので、使用したいキーをまとめられる左手デバイスの方が圧倒的に扱いやすかったです。
DTM・音楽制作への導入
DAW上では使用したい機能が多く20個のキーでも収まりきらないため、キーボードと併用してマニアックな機能を左手デバイス側に設定しています。
また、ホイール機能には拡大縮小やメイントラックのスクロールなど色々と検討していますが、どれも使い勝手が良くホイールが何個も欲しいというのが本音です。
それとDTMではマクロ機能が非常に便利で、ベロシティを一括で揃える工程や特定の音源を一発で出すなどの設定もできます。
一連のアクションを一つのコマンドに設定するのはキーボードには出来ない芸当なので、左手デバイスはDTMで扱うにあたっても非常に重宝しました。
おわりに
Tartarusは左手デバイスの中でも上級者向けだと思いますが、使い慣れてくると無くてはならないほど便利です。
また、音楽やイラスト制作と複数のコンテンツをひとつのデバイスにまとめたい人であれば、多機能で柔軟に扱えるTartarusはベストアイテムになると思います。
設定できるバリエーションが非常に幅広いので、自分好みにチューニングしながら更にカスタマイズしていく予定です。