どうも、えのさきです。
今回はちょっぴり高級な卓上マイクスタンドを購入しました。
RODE PSA1 Studio Arm
マイク等で有名なRODE社から出ている卓上マイクスタンドです。
Amazonやサウンドハウスから購入できます。
僕は以前格安マイクスタンドを購入しましたが可動域が狭く使い勝手が悪かったので、そのようなトラブルが無さそうなPSA1 Studio Armを購入しました。
僕が購入したときは大体1万円弱くらいだったので格安のものに比べて価格は高めですが、性能は価格相応かそれ以上だと思います。
このマイクスタンドの特徴をざっくり説明すると
・品質や構造、安定感に優れている
・可動域がかなり広い
・マイクとのバランスがシビア
開封と設置を行いながらそれらの点を詳しく追っていきます。
品質や構造、安定感に優れている
まずは開封。CAUTIONと書かれた黄色いテープをはがすと勢いよくスタンドが伸びるので注意です。
写真だと分かりづらいかもしれませんがパーツがとても頑丈そうで塗装もきれいです。
これは格安のマイクスタンドとの比較ですが、作りが非常にしっかりしていて高級感のある印象でした。
設置してマイクを取り付けてみました。クランプ式なので机に挟んで固定します。
ケーブルの取り回しにもちゃんと意識されていて、関節部ではケーブルを巻き込まずきれいに配線できる作りになっています。
また、はんだ付けが必要ですがアーム内部にケーブルを埋め込むことができるためケーブルが見えない配線もできそうです。
(ケーブルだけ先に内部に通し、露出した部分に接続端子をはんだ付けして取り付けるというような形です)
それとクランプとアームの取りつけ部は少しあそびがあって揺れますが、マイクを取り付ければ安定するようになります。
可動域がかなり広い
安いマイクスタンドだと曲げられる方向が限定されたりして持ってきたい場所まで動かない不自由さがかなりネックでしたが、このマイクスタンドはめちゃくちゃ柔軟性が高くて様々な位置への調整が可能です。
必要ないときには奥に移動したり声やギターを撮りたいときは手前に持ってくるというように、アームの使い勝手が臨機応変で本当に便利なのでどの環境で活躍できそうだと思いました。
(ただし、水平な板に固定した状態が前提なので設置の仕方には気を付けた方が良いです)
マイクとのバランスがシビア
少しだけデメリットの話を。構造がシンプルでかつ可動域が広い関係で取り付ける物の重量によって固定できる位置が変わります。
具体的にいうとマイク等の重さが0.7~1.1kg以内でないとアームとのバランスが取れないようです。
僕が使用するマイクはBEHRINGERのUltravoice XM8500というダイナミックマイクで重さが約300gでした。
そのため取り付けたところ基準より大分軽いので結構高めの位置で固定されます。
これだと座ったとき口元でマイクが固定できないので使いづらい…
今度は約200gのポップガードも取り付けたところさっきよりは低い位置に調整できるようになりました。
2つを合わせても500g程度なのでもう少し重さがあると自由な位置で固定できるはず。(まだ若干位置は高めです)
手ごろな重りが無かったので200gほどのメジャーを吊るしてかさ増ししたところ上手くいきました。
マイクに物理的に干渉してますし見栄えは最悪ですが現状の最適解です…。
トータルしてギリギリ700g乗ったかどうかという感じです。一応この状態ならどの位置でも固定出来ました。
このスタンドに関してはダイナミックマイクだと全体的に重さ不足なのでコンデンサーマイクを取り付けることをオススメします。
おわりに
本格的なレコーディングをしない分気軽に使えるような形が望ましいので、動作が快適なこのマイクスタンドはとても良い買い物になったと思います。
ダイナミックマイクだと安定感が怪しいので前から検討していたコンデンサーマイクの購入が早まりそうです。