どうも、えのさきです。
某ウイルスの関係で自宅にいることが多くなり在宅ワーク的な生活が中心になりましたが、とにかく家には誘惑が多い…。
特にデスクワークが中心だとネットサーフィンの誘惑がとても厄介です。何よりYoutubeは最大の時間泥棒で気を抜くといつの間にか何時間も浪費することが多々あります。
動画を見て過ごす時間って作業に取り組む時間に比べて明らかに同じ時間感覚とは思えないくらい早く進んでる気がするんですよね…
スキマ時間にちょっとだけ見ようと思っても結局長居してしまうので、それならいっそ規制しようということで今回はその方法について紹介します。
ちなみに今回紹介する方法はYoutubeに限らず他の動画サイトやSNSでも可能なので、特定のサイトの見過ぎに悩まされている人にもおすすめです。
対策方法
HOSTファイルによる制限
僕が現在Youtubeを完全に制限して見れないようにしている方法で、Windows環境であればHOSTファイルに制限したいサイトのアドレスを追加すればアクセスできなくなる仕組みです。
この方法のメリットとしては、手順をいくつか踏む必要があるので簡単に解除しにくいこととPC全体で制限できる点です。
後述するアドオンによる制限方法だと解除の手順がシンプルなうえに特定のブラウザでしか設定が出来ないので、抜け道を極力減らしてちゃんと見れないようにしたい場合に効果的です。
逆にデメリットとしては完全にアクセスできなくなるので、サイトに埋め込まれたYoutubeの動画も視聴できなくなったりします。
方法
①メモ帳を管理者として実行で開く
②メモ帳からHOSTを開く
メモ帳のメニューバーからファイルをクリックし、その中の開くをクリック。
PC > ローカルディスク(C) > Windows > System32 > drivers > etc とフォルダを選択していき、etcフォルダに着いたら対象のファイルをすべてのファイルにする。
(デフォルトではテキスト文書になっているはず)
そうするとhotsというファイルが現れるのでそのファイルを開く。
③制限したいサイトのアドレスを追加
ほとんど隠れていて申し訳ないのですが、色々と書いてある部分の下から2番目にあるローカルホスト番号(黒い部分)と制限したいサイトのアドレスを合わせて入力して保存すると無事制限されます。
(#を先頭に付けると適応されないので注意)
制限された状態でYoutubeにアクセスするとこのような表示になります。
アドオンを使用
アドオンはブラウザの拡張機能のことで導入すると特定の機能を追加することが可能です。
今回であればYoutubeのような特定のサイトを閲覧できなくなるアドオンを追加して設定するだけでOKです。
HOSTファイルの方法に比べて適応されるブラウザが限定的ですが、その分制限のオプションに幅を利かせられるのが大きいです。
例えば30分までは使用可能や何時から何時までは使用禁止といった設定が可能で自分のスタイルによりうまく合わせることができます。
今回は僕のメインブラウザであるGoogle Chrome対応のアドオンをいくつか紹介します。
Site Block
URLを貼れば即ブロックできるアドオンで使用感はHOSTファイルと似ています。
オプションとして〇時間以内に〇分まで使用可能と時間設定ができるので、HOSTファイルより多少制限の調整が可能です。
デメリットは使用できる残り時間が確認出来ず、使っていると急に使用制限がかかるので視認性や利便性が悪いです。
UnDistracted
ブロックするよう設定するとそのURLにアクセスした際Googleのページに飛ばされる仕組みです。
面白い機能としてYoutubeであれば登録チャンネルのページやコメントのみ隠すといったYotutube内の一部の機能を制限できる設定が可能です。
Youtubeは使用したけどあまり目移りしないようなレイアウトにしたいといった要望も実現可能です。
デメリットは時間制限のような設定が無く、対象のサイトが下記の図にあるサイトのみという点です。個人的にはGoogleに飛ばされる仕様もあまり好みでは無かったです。
WasteNoTime
この中では割とお気に入りのアドオンです。
このアドオンは対象のサイトに時間制限をかけられると同時に、〇時~〇時までの時間帯で制限をかけるという設定が可能なのでかなり柔軟性が高いです。
少し応用させるとある特定の時間帯は使用禁止といったユニークな制限もかけることができます。
デメリットは時間制限を設けずに制限したい場合は設定に工夫が必要なのと、条件が適応される期間を24時間は設定できず最高でも23時間半という謎仕様があるところです。
また時間制限がカウントされるのはそのタブを操作している時間のみなので、制限したいサイトで視聴や閲覧をしながら別のブラウザやタブで作業をしているとその分はカウントされないので注意です。
制限した後について
無意識な浪費時間が減ったことで1日が長く感じる
Youtubeがもはやルーチンワークのような状態だったので制限をかけた直後は結構しんどかったのですが、慣れてくると1日の時間が長くなったような感覚になりました。
1日に何時間もYoutubeに費やしていた時間が一気にゼロになったので、その分有意義に過ごせる時間が増えたのが大きいです。ながら作業も減ったので集中力や生産性が向上しているのも実感しています。
それとYotubeを制限した分の代わりとして他の動画サイトやSNSに手を出す機会が増えたので、それらもある程度制限するようにしました。
そのため、現在の僕の環境はHOSTファイルでYoutubeを完全に制限してアドオンで他の動画サイトやSNSを一定時間で制限している形にしています。
Youtubeのちょっとしたメリハリの付け方
デスクワークに使用するPCでは作業妨害でしか無いのでYoutubeは完全に制限するスタイルにしましたが、Youtubeの充実したコンテンツを全く使用しないのは流石にもったいないと感じました。
そこであまり時間を無駄使いせず視聴環境を作る方法として、作業用PCとは別にノートPCやスマホ、タブレットといったデバイスを持っているのでそれらに制限を付けて視聴できるようにしています。
完全に視聴できないデバイスと制限付きで視聴できるデバイスに分けると、両方を同時に使わないようにさえすればうまくメリハリを付けてやりくり出来るようになりました。
ちなみにスマホやタブレットをついつい触ってしまう人はこんなグッズがあるのでおすすめです。事前に時間を決めてその時間が過ぎるまでは蓋を開けられない仕組みになっています。
おわりに
Youtubeに限らず動画サイトやSNSの誘惑は凄まじく「〇時までにしよう」といった口約束程度の制限では全く守れなかったので、意識に依存せず物理的に制限をかける方法が一番効果的でした。
元々は自制心の低さが問題だと思うのでゆくゆくはこんな面倒な制限が無くともメリハリを付けられるようにしたいです。